citronhoney's blog(仮)

育児、買い物、さんぽ、おいしいものなどの記録です。

信州への旅3(小布施・渋温泉)

ずっと下書きしたままアップしてなかった、信州旅行記の最後の記事を上げますね。
はてなダイアリーは日付指定ができないみたいなので、アップした日付が入っちゃいますが、実際に旅行した日は今年の6月末です。

信州への旅1
信州への旅2
の記事のつづき、となります。

戸隠の次の目的地は、小布施小布施の街に入ると今は栗の白い花が満開でした*1。さすが栗の街。

まずは北斎館へ。小布施葛飾北斎が晩年に逗留した場所なんですね!北斎館に行くまで全然知らなかった。北斎の絵って、壮大なスケールの自然の中に、ちっちゃーな人間がいるところが好き。もっと北斎のいろんな絵を見たくなりました。

その後、その北斎と交流があったという、豪農商の高井鴻山記念館へ。
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写真は、北斎館からその記念館へと抜ける道なんですが、なんか雰囲気いいですよね〜

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幕末の有名な方達とも親交が深かったようで、書斎として使っていた二階建ての建物は、からくりがいっぱい。追っ手から逃げるための、地下道に抜ける穴とかがあって、外観から受ける、のんびりした感じとは裏腹な、物騒な印象を受けました。抜け穴の実物見るとなんか鬼気迫る者があって怖い。

高井鴻山という方は絵も描かれる方であったようで、妖怪好きの私としてはw妖怪画がおもしろかったです〜。妖怪風な落款もよかった!!!写真なくてごめんなさい。

小布施を出た後は、最後の目的地である渋温泉に向かいました〜
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これこれ、この雰囲気。これぞ田舎の「温泉地」って感じで、いいですよね。

泊まった宿は、いかり屋さん。
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右から読むところがレトロ。このお宿ではずいぶんとおじちゃん、おばちゃんによくしてもらいました。おじちゃんおばちゃんの人の良さ、気遣いが素敵なお宿です。

渋温泉には9つの外湯があるんですけど、9つ全てを巡ると満願成就につながるとされているらしく、「これはやらねば!!!」ってなわけで、張り切って「満願成就タオル」を購入。あ、観光協会とかの企てに乗せられてる?いいんです、それでも!w

泊まった宿で、外湯の鍵を受け取ります。外湯は、その鍵で開けて入ります。
9つって、結構、ありますよね!しかも、お湯の温度がすっごい熱いの!2つ目くらいでちょっとこれは・・・ってくじけそうになりつつ、なんだか、もうやけっぱちになって、外湯めぐり制覇に必死になっていた自分がおりました(笑)なんっつーか、温泉って「癒し」なはずが「苦行」w相当疲れたw途中から何のために温泉に来たのかわからんようになってたw
その努力の結晶wがこちら↓
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外湯の外側にスタンプ台がもうけられていて、タオルっていうか、手ぬぐいに入った湯の判を押して行く、スタンプラリーのような感じになってたのよね。

最後の9つ目の外湯には翌朝入ることにして、1日目の夜だけで8つまわったんだけど(笑)、8つ目の外湯を出たころにはお肌はつるつる。化粧水つけなくてもガビガビにならない!!!
やっぱ温泉ってすごいんだな〜〜〜って思ったよ〜

お肌もつるつるになったし、下駄を宿で借りて、石畳の坂道を「カランコロン」と歩くのは、とても楽しかった♪これって、温泉の醍醐味〜〜〜。外湯巡り楽しかったよ〜!



そんなこんなで、温泉街の雰囲気も十分に楽しめたし、宿のおじさんおばさんは優しかったし、渋温泉、楽しかったです。また行きたいな。

ちなみに、いかり屋さんの前は、金具屋。ここは千と千尋の神隠しのモデルとなった宿だそうです。
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足場が組まれていてよく見えないよorzorz
私は千と千尋を見ていないんだけど、確かにこんなような絵は見たことあるよな・・・。このお宿自体が有名みたいで、外湯めぐりしてる人たちがこの宿の前で立ち止まって、写真を撮ってるのをたくさん見かけました。


以上で、信州の旅は終わり〜

次はどこを旅しようかな?

*1:栗の花は、タケノコを煮たときと同じ匂いがする気がする。