citronhoney's blog(仮)

育児、買い物、さんぽ、おいしいものなどの記録です。

巷説百物語

巷説百物語は全部読み終えました。最後のお話、ちょっと泣いてしまいました。悲しみも怒りもいろんな感情がどーーーっと。そして、たぶん、私、山崎さんが好きだったのかな、と。これ、恋?(笑)わたしの殿方の趣味って分かり易いよねええ?しっかし、京極さん、すごいなー。最後のもっていきかたとかさー・・・こうやってその世界へ取り込まれてまれていってしまうんだよね。余韻がすごい残る。又市の扮装の意味とか、その他もろもろがわかって・・・なんだか無性にシリーズ第1作目である「巷説百物語」が読み直したくなりました。

巷説百物語 (角川文庫)

巷説百物語 (角川文庫)


んなわけで、読み始めています。

物語の内容、けっこう忘れてた・・・。購入して以来一度も読み直してなかったんだけど、いつ購入したのかなーって思ったら、どうやら2003年の夏だったみたい。わたし何してたかな、この頃?

ところで。前巷説百物語の付録にシリーズ解説書が付いてたんだけど、っていうか、この巷説百物語のシリーズって京極堂のシリーズの「鉄鼠の檻」「狂骨の夢」「陰摩羅鬼の瑕」にもつながってるんだね!!!!驚いた。っていうか気づけよ、って感じだけどもwww
京極堂シリーズは基本的に何度も何度も読み直してる作品ばかりで、「鉄鼠の檻」は何度も読みなおしたけど「狂骨の夢」や「陰摩羅鬼の瑕」は1回読んだ程度だなあ・・・特に陰摩羅鬼の瑕はわたし的には面白くなかったんだよね・・・。一番読み直してるのは、やっぱり「絡新婦の理」で、次が「魍魎の匣」「姑獲鳥の夏」って感じかな。絡新婦の理は冒頭とクライマックスのセリフが言えるくらいに読んでる気がする。わたし、絡新婦の理に出てくる*1織作茜というヒトがけっこう好きなんだ。

*1:その次の「塗仏の宴」にも出てくるけど