金沢への旅2
金沢2日目。2日目は、ひがし茶屋街と主計町茶屋街あたりを散策しました。写真が多くなってるので2回に分けてアップします〜。
ここはこの街並を見ているだけでとても楽しいのですが、お茶屋の建物がそのまま残されている「志摩」の見学をしました。
もう中へ一歩足を踏み入れたときから、楽しくってしょうがない。だって、時代小説を読んで想像したり、時代劇で見たりしている風景が実際に目の前に広がっているのだから。
建物内にいる間、今私が一番ハマって読んでいるコミック「さらい屋 五葉」*1も脳裏をかすめたっけ。
昼間でもこの、薄暗さ。これを美しいと思えるのは、日本人だけなのでしょうか。谷崎潤一郎の随筆『陰影礼賛』を思い出しますよね。私が幼稚園とか小学校1年生くらいまでは、実家の方でも、こういう暗い部屋のあるお宅がリアルに存在していました(笑)*2。そのお宅へは、よく遊びに行っていたので、そういう記憶を思い出させるから、また特別ななにかを、こういうところに行くと感じるのかもしれません。
観光客も少なく、この建物をもうちょっと独り占めしたくなった私はお抹茶をいただくことにしました。お抹茶をいただいたお部屋はこんな素敵なところでした。お庭を拝見しながらいただきます。
和菓子は、水仙をイメージしたものだそうです。ちょうど庭の手桶に水仙がさしてありました。
次に「懐華楼」の見学をしました。
こちらは「志摩」とはうってかわって、カラフル!派手!ともすれば、下品な感じになってしまいそうなのに、そんなこと微塵も感じさせないところがすごい@_@。斬新で素敵ですよね〜!
黄金の茶室にはビックリ。
畳が黄金なの、わかりますか?
こちらも、ちょっと長居したくなったので、クリームあんみつをいただくことにしました。
こんな素敵な囲炉裏を囲んでいただけます。
クリームあんみつの中には、さりげなく金ぱくがかかってました。
懐華楼を出た後は、しばし街を探索。小さい路地に入ってもこんなに素敵。
お扶の宮田さんではおばさまとちょっと長話。息子さんが私の住んでる駅の2つ先に住んでるらしくてwすごい盛り上がった。息子さんと私の誕生日も1日違い。とても親近感。おばさまから、「金沢のおそばのつゆは、水みたいな色でびっくりすると思うよ」って聞いたので、東京に帰る前に食べることに決めました。楽しい時間をありがとうございました。*3
金沢旅行記はまだまだつづきます・・・